こんばんは!S家の長女です。
次回の演奏会の練習がそろそろ始まります!グレート難しい…初回練習に間に合うよう必死に練習しています。
さて、今回は大好きなドラマに大好きな曲が使われていましたので紹介しようと思います。
ドラマの名前は「おいしい給食」。
ある教師が、「いかにおいしく給食を食べるか」で一人の生徒と張り合いながら、次第に絆を深めていくコメディドラマです。
注目すべきは主演の市原隼人さんの演技力!
厳格な先生像の中に、給食への執着が見え隠れしている様子が本当に面白いです。
教師として立派な行動をしているようで、実は給食をおいしく食べることしか考えていない…そんな先生が愛しく思えてきます。
給食シーンでは次々に「うまそげ」な食べ方を繰り出す生徒に先生が翻弄されていく…その姿は必見ですよ!
劇中曲にはチャイコフスキーの弦楽セレナーデ1楽章、ドヴォルザークの交響曲第9番「新世界」の4楽章など、有名な曲がドラマの世界観に合わせてリメイクされ使われています。
そんな中「魔笛」の序曲も使用されているんですね!
「魔笛」は「夜の女王のアリア」などはテレビでもよく耳にしますが、序曲はあまり見かけない印象です。ファンタジーな雰囲気の割にフーガなども入っていて現代の雰囲気に合わず使い所がないんでしょうか。
印象的だったのはseason2の4話「クリーミー三兄弟」です。

レクリエーションで「家のご飯より給食の方が好きな人」というお題に激しく同意した先生。内なる自分を解放させ、生徒と一緒にはしゃいでしまいそうになる…そんなシーンで魔笛序曲が使われていました。
「厳格な教師」の殻を脱ぎ捨てて、「自分も給食が大好きだ!」と言いたい。好きなものは好きだ。自分を解放したい!
先生の内なる世界が現れた瞬間です。
アレンジで気がついたのですが、魔笛のこの部分。

複雑な計算によって管楽器が交互…でもなく絶妙に和音が絡み合っています。
和音のことは詳しくないのですが、これがなんとも言えないワクワクを生み出しているんですよね。私は魔笛のこういうところが好きなんです!
ドラマでは曲の不思議な雰囲気とこのワクワクがうまいこと利用されていて、魔笛ファンとしてはとても嬉しい限りでした。
実はこの「おいしい給食」は今週末劇場版が公開されます。今までのドラマはTVerで一気見できますのでぜひ今のうちに!
アマプラでは今までの劇場版も見られますよ!
え?実際に曲聞きたいって?
それならぜひ我々の演奏会に足をお運びください〜!!



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