2024-06

お茶しませんか?

ユニゾン

unison :ラテン語のuni-「一つ」+sonus「音」。同じ高さの音、そのフレーズ。オクターブを含める。それぞれのパートが異なる音を演奏するのには絵画のような色彩や、味わうたびに発見があるような隠された深みがあるが、ユニゾンはもっと原...
お茶しませんか?

手汗問題

楽器奏者なら皆さんあるのでしょうか。手汗問題。このジメジメした時期や本番の緊張している時、手汗をかき演奏に支障が出ませんか。練習時は気にしていないのに本番になると緊張から異常に手汗が気になったりしませんか。弦楽器の場合、左の手汗でベタつき、...
お茶しませんか?

ある会

今日は発表会に出てきました。発表会と言っても奏者のほとんどはピアノの先生方で、半分演奏会という贅沢な会です。アマチュアのバイオリン弾きは私くらい。私の演奏についてはさておき、様々な奏者の演奏が聴けるこの会はとても面白いのです。皆さん先生とい...
練習ノート

録音

練習の時に自分の音を録音して聴いてみるのがとても有益なことはわかっているが、面倒くさがりの私はなかなかしない。昔に比べて録音もずっと手軽になったのに、それでもスマホを持ってきて録音アプリを開くのが面倒。「録音している」というちょっとした緊張...
お茶しませんか?

懐古

家で練習中、蒸し暑さに負けてエアコンの除湿をいれた。すると楽器の鳴りがみるみるうちに良くなった。こんなに即効性があるとは。デリケートな楽器だこと。昔の人は冷房も暖房もないところでよく練習できていたものだ。いや、暖房くらいはあったのか。そうい...
練習ノート

呼吸

ずっとうまくいかなかった箇所で、鼻で息を吸うのではなく口で吸ってみたら改善された。口の方が瞬間的に吸える息の量が多いのと、口が開くことで体の力みから開放されるからじゃないかと思う。鼻で吸うか口で吸うかなんて考えたこともなかったが、水泳の時は...
お茶しませんか?

フラット

「鹿児島睦 まいにち展」に行ってきました。素朴で親しみの湧く作品でありながら、それぞれにオンリーワンの魅力があって、すっかり好きになってしまいました。気負いがなくそれでいて惹かれ、ふと目に入るとちょっと心が安らいだり明るくなるよう気がします...
練習ノート

心の耳

画家が身の回りのごくありふれた物体の中に意味のある線や色を感じ取れるように、音楽家は心の耳を使ってその音から深みや色彩を感じとらなければならない。心の耳のトレーニングは想像力のトレーニングであり、そのためには様々な経験とそれによる心の動きが...
練習ノート

生きている重さ

左手でバイオリンを「つかむ」のではなく、「左肩で休ませる」「納める」「抱きかかえる」。起きている子どもを抱きかかえているときのような「生きている重さ」を感じること。バイオリンは生きているんですって。この生きている楽器と奏者との間にコミュニケ...
練習ノート

ぺたぺた

左手指は指先の腹を「ぺたぺた」と指板に置く。「トントン」でも「ふわふわ」でもなく、カエルの足のように吸い付くように「ぺたぺた」と置く。力みが取れて動きがスムーズに、音はクリアになる。バイオリン弾き 三澤