[グレイト2楽章]

練習ノート

このメロディー、なんかいい、けどいまひとつ意味というか空気が掴めていなかった。でも音楽之友社の「名曲解説ライブラリー シューベルト」の中に「鄙びた」という言葉を発見して腹に落ちた。イメージがクリアにならない時はビタッとハマる言葉に出会うと一気にモヤが晴れる。語彙力や表現力をつけるとものの見え方が変わるというのは本当だと思う。あらゆる言葉を探し尽くしたその先に「言葉にできない音楽」もやはり存在するのだろうか。

シューマンはこのメロディーを「天の使いが潜んでいるよう」と表したそう。「潜んでいる」というのがなんともいい。

バイオリン弾き 三澤

(※これはアマチュア奏者の試行錯誤を記録したものですので、解釈や分析が正しいとは限りません。)

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