2024-06

お茶しませんか?

演奏寿命のために

なんとなく左手親指の第一関節が痛むと思っていたら、女性ホルモンの減少で手指の関節に症状が出るということを知りました。年齢と共に手指の関節に痛みが出たり、変形したりすることがあるそうですね。親指に症状が出ることは少ないそうなので私に当てはまる...
お茶しませんか?

音楽の言葉

「音楽は世界の共通言語だ」なんて言いますが、その音楽を言葉で表現しようとする時、同じ日本語であっても全く共通ではないようです。音楽を言葉で表現すると言うのは、例えば合奏の練習の時。うまくいっていない箇所を改善する為に言葉に頼るわけですが、ま...
お茶しませんか?

下手こそ

「ほんとうに生きるということは、いつも自分は未熟なんだという前提のもとに平気で生きることだ。」と岡本太郎さんは言っています。「下手ならむしろ下手こそいいじゃないか。」「歌やスポーツや会話のうまいなんてヤツにかぎって世間の型や基準のもとに決め...
練習ノート

オケの中のバイオリンパート④

プルトの裏の役割は譜めくりだけではない。前回プルト内の舵取りは表が担うことが多いと書いたが、二人三脚が基本なので裏が後ろに下がりすぎていてはいけない。2人で協力して音楽の表現を強いものにしていく。そして1stバイオリンの場合、裏に座るという...
練習ノート

オケの中のバイオリンパート②

今日は人より後ろのプルトに座る場合を考えてみる。人の背中だけを見て合わせるのは本当に難しい。前の人には後ろが見えないので、どうしても「後ろが前に合わせる」という形になってしまう。「合わせなければ。ズレてはいけない」という気持ちが強くなると、...
練習ノート

オケの中のバイオリンパート

オーケストラのバイオリンパート(弦パート)は席によってそれぞれ役割がある。長くやっている分いろいろな席に座らせてもらった経験があるので、私なりの考えを書いてみる。まず、プルトの前後に上下関係はない。それぞれに異なる役割があるだけだ。人より前...
練習ノート

[1stバイオリン グレイト2楽章]

こういうかっちりしたリズムは呼吸がなくなって速く、せせこましい感じになりがち。まずは小さなフレーズにわけてみて音の方向性を確認して4分の2拍子であることを意識し直して目を閉じてこの音楽のイメージを膨らませて口で歌って息遣いを確認して弾く。と...
練習ノート

[グレイト2楽章]

このメロディー、なんかいい、けどいまひとつ意味というか空気が掴めていなかった。でも音楽之友社の「名曲解説ライブラリー シューベルト」の中に「鄙びた」という言葉を発見して腹に落ちた。イメージがクリアにならない時はビタッとハマる言葉に出会うと一...
練習ノート

[1stバイオリン ハイドンバリエーション]

グルーピングはどうなっているの。こうか…それともこうか?このはっきり分けられない感じが、三つ編み模様のような切れ目のない長いフレーズのポイントなのかな。同時に下る2本の音階も隠れている。バイオリン弾き 三澤(※これはアマチュア奏者の試行錯誤...
お茶しませんか?

欲しいもの

もし、普通の折り鶴を極めた「折り鶴職人」なんて人がいたら、その人の折った鶴はとても美しいんでしょうね。角をきっちり合わせて僅かのズレもなく折りあげられた鶴。その首はスラリと伸びて、嘴は針のように鋭く、胴には悠々と広がる翼がついていて。すごい...