アマチュアオーケストラ団員が選ぶ!結婚式・披露宴におすすめのクラシック曲10選

曲紹介こぼれ話

こんにちは。管弦楽団紬です。

紬では次回の演奏会に向けて着々と準備を始めているところです!

第25回定期演奏会もお楽しみに😉

さて、紬にはカップルが多数在籍しています。最近でも3組の紬カップルが結婚式を挙げているんです。

本日はそんな彼らに検討した曲、実際に使用した曲を聞いてまわりました。

著作権関係の話も添えて紹介しますよ!

「挙式でクラシックを使いたいけど、周りと被りたくない」

「披露宴で盛り上がるクラシックを知りたい!」

「クラシックって著作権切れてるからムービーに無料で使えるのかな?」

そんなあなた、必見です!

団員のおすすめ曲

まずはおすすめの曲を紹介していきます!

団員のコメントに加え、動画(ちゃっかり我々の演奏動画も混ぜています)も載せていますので視聴しながら検討してくださいね😉

morgen/リヒャルト・シュトラウス

使用シーン

新婦入場(挙式)

E-durのものとG-durのものがありますが、個人的にはE-durの方が温かくて心に響く感じがします。

そこまで有名ではないですが、この上ない美しいメロディーに、歌詞の内容も結婚式とよくマッチしていて出会えてよかったなと思えた曲です。

交響曲第29番 第1楽章/モーツァルト

使用シーン

入場(披露宴)

元から大好きな曲で、実際の式では紬メンバーの演奏で入場しました。

音階で駆け上がる部分(下記動画では26秒目あたり)で入場したくて演出もこだわりました!

LONDON MOZART PLAYERS: Mozart – Symphony No. 29 in A, K201 (complete)

シバの女王の入場/ヘンデル

使用シーン

入場(披露宴)

ヘンデルの曲で、少し格式高い印象の曲です。

ヴァイオリンの奏でる細かい音符がキラキラとしていて、華々しい披露宴の雰囲気にとてもマッチしています!

Handel: Arrival of the Queen of Sheba | Academy of Ancient Music

「フィガロの結婚」序曲/モーツァルト

使用シーン

入場(披露宴)

モーツァルトの名曲。まさに結婚を題材にしたオペラの序曲です。

本編は貴族向けドタバタコメディ。

細かい音符で駆け抜ける感じが軽快で、楽しい披露宴になること間違いなし!

おっと、この曲は紬でも演奏していますね👀

Mozart: Overture for Le nozze di Figaro KV. 492 (Takashi Inoue / Das Orchester TSUMUGI)

狩/モーツァルト

使用シーン

鏡開き

会場からお勧めされた曲ですが、改めていいなと思います。

優雅なので豪華な披露宴にしたい人にはおすすめの曲です!

Mozart | Streichquartett Nr. 17 in B-Dur KV 458 – Kuss Quartett

クラリネット協奏曲第1番 第1楽章/クロンマー

使用シーン

花嫁中座

個人的な趣味ですが、冒頭の華やかさがとても結婚式にあいます!

Franz Krommer – Concerto for clarinet op. 36 in E flat Major (Nadia Sofokleous)

交響曲第8番 第1楽章/ベートーヴェン

使用シーン

再入場

快活で豪華な雰囲気で始まるこの曲が作曲された時期は、ベートーヴェン自身にも恋愛や超有名詩人ゲーテとの出会いなど良いことが重なっていたとか。

優雅な演奏の中お色直しをした2人が出てくればゲストのみなさんも喜ぶこと間違いなしです!

Beethoven: 8. Sinfonie ∙ hr-Sinfonieorchester ∙ Andrés Orozco-Estrada

バレエ音楽「くるみ割り人形」よりフィナーレ/チャイコフスキー

使用シーン

エンディングムービー

音階をメロディに変えてしまうチャイコフスキー。彼の作品の中でも「くるみ割り人形」は特に有名です。

「葦笛の踊り」は某通信会社のCMをはじめとして様々な場所で使用されます。「花のワルツ」も知らない人はいないでしょう。その他にも「子どもたちの行進曲」「チョコレートの踊り」「中国の踊り」「トレパック」「金平糖の踊り」、、挙げるとキリがありませんが、その曲たちのラストを飾るのがこのフィナーレです。

錚々たる面々の曲たちにふさわしい豪華な曲です!

長さも5分強とちょうど良いです🙆

ちなみに私は退場にその一つ前の「コーダ」という曲を使ってその後のムービーでこの「フィナーレ」を流しました!統一感があってお気に入りの選曲です🤩

The Nutcracker, Op. 71, Act II: No. 15, Final Waltz and Apotheosis(Simon Rattle公式YouTubeチャンネル)

交響曲第5番「運命」第4楽章/ベートーヴェン

使用シーン

退場(披露宴)

ん?あの運命?ダダダダーン?と思った方!大丈夫です。

ベートーヴェンは「苦悩からの喜び」を交響曲で表現した第一人者です。

4楽章は1楽章から始まる苦悩から解放された喜びを表現しています。明るく披露宴を終えたい方にぴったり!

こちらも紬の演奏があります👀(4楽章は22分46秒目あたりから!)

Symphony No. 5 in C-minor Op. 67, L.v. Beethoven (Takashi Inoue/ Das Orchester TSUMUGI)

交響曲第9番 第4楽章/ベートーヴェン

使用シーン

退場(披露宴)

知らない人はいないほどの大人気曲。

「歓喜の歌」とも称される第4楽章は喜びの場に相応しい名曲です!

オススメは下の動画で23:40以降のクライマックス部分です!

Beethoven Symphony No.9 Finale (管弦楽団紬)

曲をムービーのBGMとして使用する際の注意点

クラシックをムービーのBGMとして使用する場合は要注意!

確かにクラシックの多くは著作権が切れているものが多いですが、演奏や録音を行なった人の権利は消えていないものがほとんど。(著作権がそもそも切れていない作曲家もいるのでそこもご注意!)

詳しくは下記をご覧ください。(日本レコード協会のwebページ)

一般社団法人 日本レコード協会
CD・レコードの普及促進、著作権意識の啓蒙活動、ゴールドディスク大賞を実施する日本レコード協会(RIAJ)のオフィシャルサイト。CDやレコードの生産実績・売上実績の統計データ、音楽に関する調査・レポートなどを掲載。

著作権の切れたクラシックをムービーに使用する場合、式場で案内されるISUMでも申請が可能ですが、好きな曲や演奏が登録されていない場合、日本レコード協会で登録されていないか探すのも手です。

ISUMと違い自分で申請が可能ですよ!

まとめ

いかがだったでしょうか?掘り出し物はありましたか?☺️

理想にマッチする曲がありましたら幸いです。

記事が好評でしたら第二弾や他の企画も考えていますのでお楽しみに!

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