練習の時に自分の音を録音して聴いてみるのがとても有益なことはわかっているが、面倒くさがりの私はなかなかしない。
昔に比べて録音もずっと手軽になったのに、それでもスマホを持ってきて録音アプリを開くのが面倒。「録音している」というちょっとした緊張感が面倒。楽器を弾きやめて録音を聴くのが面倒。自分の下手な演奏に耳を傾けてがっかりするのが面倒。我ながら本当に上達する気があるのか?と言いたくなる。これでは音楽を自分1人のおもちゃにしているだけである。
しかし、聞かされる方の身にもならなければ。上達もしたい。ならば緊張感を持って練習し現実を見なければ。と奮起し録音する。聴く。
意外とまあまあ?というところも少しはあるが、大抵は自覚しているより5倍くらい下手である。再生停止を押したくなるがぐっと堪えて聴いていると、どこをどう練習すればいいのか見えてくる。練習の質が上がる。やはり面倒くさいことをする以上の価値はあるらしい。私が録音をしないで練習するのは、例えるなら鏡を見ないで化粧しているようなものか。
バイオリン弾き 三澤


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