
右手がだるい。5秒、いやせめて3秒でも休みがあれば回復するのに。どんどん上腕に乳酸が溜まっていく。921からの刻みなんか声が出そうになるくらいキツい。
動画で見る一流奏者のおじ様おば様方は、そんな様子でなく音楽を楽しんでいらっしゃるので何かコツがあるはず。楽したいとは思わないけれど、音楽を体で歌うためのエネルギーを枯らしたくない。心の中ではこの音楽によってエネルギーをゴボゴボ湧き上がらせられているのに体がついていかないなんて、何とも歯痒い。
757、揺れのない軽快なテンポはワクワクする期待感。813、fになった管楽器のメロディーは晴れ晴れとして愉快。一緒に大きな声で歌いたくなる。845、一転して引き締まる。しばらく発散されないままエネルギーは溜まり続ける。921の頂点もあっという間に通過して見る見るうちにキラキラと輝いたまま遠ざかっていく。
この楽章はずっと、様々な風景の中を駆け抜ける快速列車に乗っているみたいだ。
バイオリン弾き 三澤
(※これはアマチュア奏者の試行錯誤を記録したものですので、解釈や分析が正しいとは限りません。)


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