音楽の言葉

お茶しませんか?

「音楽は世界の共通言語だ」なんて言いますが、その音楽を言葉で表現しようとする時、同じ日本語であっても全く共通ではないようです。

音楽を言葉で表現すると言うのは、例えば合奏の練習の時。うまくいっていない箇所を改善する為に言葉に頼るわけですが、まずそのアプローチが大きく三つにわかれます。技術的なアプローチか、アナリーゼ的なアプローチか、雰囲気的なアプローチか。さらにこのそれぞれのアプローチをどう言葉で表現するのかは、その人のバックグラウンドに大きく関わっているようです。同じ門下生だったり、同じ団体で過ごした時間が長い奏者同士はある程度共通の言語を持っています。しかし、そうでない場合はお互いの言っていることが伝わらなかったり、意図していることと全く逆の受け取り方をしたりされたりすることも珍しくありません。音楽なんだから言葉に頼るなと言われたらそうかもしれませんが、いかんせんアマチュアなもので、音で自分のアイデアを提案するのも限度があるのです。

このように私たちはお互いの理解が重なる言葉を探しながら練習をするわけですが、そこには新しい視点を発見する楽しみもあるのです。

バイオリン弾き 三澤

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