1人、通し練習。
この曲は部分的に取り出したら弾けるけれど、通すと苦しくなる箇所が沢山ある。ずっとテンポが一定、同じリズム、長いクレッシェンドなどで力みが蓄積されていくのだろう。

921のfffが開放的にならないのはその前の長いクレッシェンドを力で処理しようとしているからかもしれない。さらに前の897から音程に不安があるせいで921までを見通せていないからかもしれない。それは895のpに落とすために体が硬直するせいかもしれない。それは体と頭に余裕がないまま889に入っているせいかもしれない。と、曲の頭まで遡れてしまいそう。
「出来ない箇所に原因があるのではなく、全く違う箇所にその原因があったりする」と教えられたことがある。この曲ならその言葉がよく理解できる。どこかで僅かでも体に力みが発生すると解除するチャンスが殆どないから、だいぶ後になって溜まった力みの皺寄せがやってくる。自分の体の使い方を改めざるを得ない、私にはもってこいの曲。
バイオリン弾き 三澤
(※これはアマチュア奏者の試行錯誤を記録したものですので、解釈や分析が正しいとは限りません。)


コメント