こんにちは。管弦楽団紬です。
これまで紬を応援してくださる皆さまとの接点は、年に2回の定期演奏会のみで「言葉」でつながる機会はほとんどありませんでしたが、この度新たにブログを始めることにいたしました。
さてさてこのブログをどんな場所にしていこうかと思案していたら、ふと大学時代のことが思い出されました。
私たちの多くは学生の頃にオーケストラサークルに入っていました。
当時は合奏練習がない日でも、講義が終わると皆すぐに大学の練習場へ駆け込んで個人練習。
練習に勤しんでいると「ちょっとお茶せん?(お茶しない?)」と誰からともなく声がかかります。
そこで練習は中断。2、3人でぷらぷらと練習場のある建物を出て、となりの自動販売機でお茶を買います。私はもっぱら「紅茶花伝ロイヤルミルクティー」でした。
ベンチも無いので、座るのは駐輪場と通路をわけるアスファルトの小さな段差。
そして紅茶花伝をちびちび飲みながら、音楽談義からよろず相談事、取るに足らない馬鹿話まで、実にさまざまなことを語らったものです。
お茶会メンバーは日によって色々でした。
オーケストラ団員のキャラクターは千差万別で音楽のみが唯一の共通点でしたが、この「お茶の時間」がきっかけで様々なドラマが生まれることになったのです。紬の誕生もきっと「ちょっとお茶せん?」から始まったのでしょう。
ああ、お茶の時間が懐かしい。
無目的にふらっと集まって、紅茶花伝1本で心にうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく語らいたい…
というわけで、このブログでは演奏に関することはもちろん、音楽のことや日常の小さなあれこれを読者の皆さまとお茶を片手におしゃべりするような気分で綴っていきたいと思います。
おしごとや楽器の練習に一息入れたくなったら、一緒にお茶しませんか?
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