紬のこと

お茶しませんか?

こんにちは。バイオリン弾きの三澤です。

紬の発足から長いこと居着いています。

紬が誕生したのは14年ほど前。

当時から福岡にもいくつか社会人オーケストラは存在していましたが、

「小さい編成でモーツァルトとかやろう」と

私の2年後輩にあたる4人組が立ち上げました。

2010年8月15日、今は閉館となった福岡少年科学文化会館で

第一回定期演奏会が行われました。

その曲目がこちら。

  • モーツァルト/
    ディヴェルティメント第1番変ホ長調KV.113
  • モーツァルト/
    クラリネット協奏曲イ長調KV.622
  • モーツァルト/
    交響曲第40番ト短調KV.550

トランペットやティンパニーも編成にないプログラムでした。

指揮とクラリネット独奏は井上 京(いのうえ たかし)先生。

当時は「とりあえず3年は存続させよう」という話だったと思います。

それが今や14年…。光陰矢の如し。

とは言え、惰性で続いてきたわけではなく、

やればやるほど次の挑戦をしたくなったんですね。

メンバーもプログラムもずいぶん変わってきました。

そしてオーケストラがやりたいという団内の熱は

年月と共により高まっているような。

長く所属した欲目ですかね。

ところで「オーケストラがやりたい」の内訳は人それぞれのようで。

「音楽が好き」「演奏の腕を磨きたい」などは

一応各個人の中でメインたる割合を占めていると思いますが、

「かっこつけたい」「人と繋がりたい」

「老化防止」「適度な運動」「飲み会」などなど…

奏者として純粋とは言い難い動機もちょっとはある、

でしょう!?アマチュアオケの皆さん!

少なくとも私の場合は上記の理由全て該当、

さらにはリハーサルと本番で大量分泌される

セロトニンとドーパミンに侵されて、

ちょっとやそっとの理由ではやめられない体になってしまった

というわけです。

こうして様々な事情でオーケストラにハマって

抜けられなくなってしまった大人たちが

どろんこになって遊んでいる沼が

紬です。

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